稲盛和夫の名言解説【生き方と考え方で座右の銘、利他の心が分かる】
あなたは自分の生き方に満足していますか?
また、生き方を変えたいと思いますか?
考え方で全てが変わります!
その理由がこの記事を見ると分かります。
稲盛和夫さんの名言「他者を思いやる利他の心、そしてなぜ、利他の心を座右の銘にしたか?」「感謝する生き方、仕事や人生には考え方が最も重要であること」「リーダーに絶対に必要なこと」「理想の働き方の実現とは?」「熱意や能力を上げる方法たった1つの方法」などの人生哲学の思考活用法を伝えます!
また、最近では大谷翔平さんのオススメのする本として稲盛和夫さんの「生き方」が紹介されました。
そんな大谷翔平さんの思考が分かる名言を解説した記事がこちらになります↓
以下は記事の構成になります。
このエリアでは、私の意見や体験談を元に名言に秘められた思考の理解を助けます。
目次のタイトルは名言の思考を要約していますので、時間がない時は目次だけを読み、時間がある時は本文を読んで頂けると理解が深まります。
皆さんの思考が変わり、やがて運命が変わる手助けが出来たら嬉しいです^^
それでは紹介していきますね!
- 稲盛和夫の名言:結論!「考え方」が何よりも重要な理由とは?
- 稲盛和夫の名言:人生・仕事の結果が決まる方程式とは?
- 稲盛和夫の名言:どんな「仕事」も喜んで引き受ける「働き方」が自分を磨く方法
- 稲盛和夫の名言:狂える「熱意」が限界を越え、チャレンジする必要条件になる
- 稲盛和夫の名言:真の「能力」は、平凡なことを継続する力
- 稲盛和夫の名言:結論!「生き方」の重要なマインド
- 稲盛和夫の名言:人生とは「一日を真剣に生き、今現在の行いを積み重ねた結果」
- 稲盛和夫の名言:感謝の心は幸福を呼び、素直な心は進歩を促す
- 稲盛和夫の名言:座右の銘にした「利他の心」は何故必要か?
- 稲盛和夫の名言:失敗とは「チャレンジすることを諦めた時」
- 稲盛和夫の名言:「素直で謙虚な姿勢」と「必死の努力」が解決への糸口に導く
- 稲盛和夫の名言:物事を実行し、成就させる3つの考え方
- 稲盛和夫の名言:リーダーの謙虚な「行為、態度、姿勢」が集団に影響し成功へ導く
- 稲盛和夫の名言:熱意と情熱の強さが高い集中力を生み、成否を分ける
- まとめ
稲盛和夫の名言:結論!「考え方」が何よりも重要な理由とは?
ここでは考え方×熱意×能力の方程式を解説し「考え方、熱意、能力、仕事」については一つずつ掘り下げて説明します。
結論を先にお伝えします!
すべての結果を良いものにするには「考え方が最も重要であり、そこに狂える熱意、継続する能力を掛け算すること」が大切だということ。
また、どんな仕事も引き受ける姿勢があなたを磨き、能力の限界や新たな困難を乗り越える力を与える。
では、重要な考え方を一緒に探りましょう!
稲盛和夫の名言:人生・仕事の結果が決まる方程式とは?
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
引用元:稲盛和夫オフィシャルサイト
悪い考え方とは?
他者よりも、自分を優先する自己中心的な考え方。
ここに熱意と能力があったとしても、自分が楽をすることに使ってしまいます。
良い考え方とは?
自分よりも、他者を優先する他者中心的な考え方。
ここに熱意と能力があると、他者が楽を出来ることに使いますよね。
私も以前仕事で「面倒くさい、嫌だな」と思いながらやっていた時があり、熱意も湧かず、当然能力が上がらなかった経験があります。
ですが、意識を変えて「面倒なことを誰かの為に率先してやろう」という後ほど紹介する利他の心で物事に取り組み、誰かのために熱意を向けることに集中できた結果、気がつけば能力が上がっていたことがありました。
その時の経験は、自分の力だけで熱意や能力を上げられたのではなく、周りの人たちに熱意と能力を引き上げてもらえたと思っています。
私が考え方を変えることが出来た理由は、考え方がネガティブだと結果までネガティブになることに気づけたからです。
ポジティブな結果を求めるならポジティブな考えを持つことから始めることが大切だと思いました。
私は元々がネガティブ思考の人間でしたので、デメリットを自分自身が一番良く理解していますし、注意しないとネガティブ思考に心が引きずられてしまいます。
それでも、生きていかないといけない。
生きていく以上は楽しい人生の方が良いですよね。
だからこそ皆さんにも私と一緒にポジティブな思考で物事を考えて頂きたいと思いますし、色々な方の名言を紹介して活用出来れば嬉しいです^^
私自身が「考え方」を参考にしたいと思った渋沢栄一さんの「道徳と算盤」の「思いやりとビジネス的な計算の融合」という考え方です。
どちらかに(思いやりとビジネス)偏ってしまってはいずれ悪い結果が待ち受けています。
また、渋沢栄一さんの名言「夢なき者は理想なし、理想なき者は信念なし、信念なき者は計画なし、計画なき者は実行なし、実行なき者は成果なし、成果なき者は幸福なし、故に幸福を求むる者は夢なかるべからず」つまり、夢を持つことが幸福に繋がるという「考え方」は仕事が辛い人にこそ必要な考え方だと思います!
その他の渋沢栄一さんの名言はこちらになります↓
稲盛和夫の名言:どんな「仕事」も喜んで引き受ける「働き方」が自分を磨く方法
どんな仕事でも喜んで引き受けてください。やりたくない仕事も、意に沿わない仕事も、あなたを磨き強くする力を秘めているからです。
引用元:稲盛ライブラリー
私が思うのはやりたくない仕事をやらないクセをつけてしまうと自分の得意なことしかやらないので、応用力や基礎が身に付かず、自分の技術や才能、能力を磨く可能性を潰します。
それに気づけると、やりたくない仕事でも「きっと、他の人もやりたくないんだろうな」と率先的に行動し、どんな仕事でも苦手意識を持たずに行えて最終的には自分を磨く方法になると思いますよ。
稲盛和夫の名言:狂える「熱意」が限界を越え、チャレンジする必要条件になる
かねてから事をなすにあたっては、「狂であれ」と言っている。バリアを越えるには、それを打ち破れるだけのエネルギーが必要となるからだ。
エネルギーとは、それに従事している人の情熱だ。燃えるような熱意、すさまじい根性と執念などが、バリアを越えるエネルギー源であり、チャレンジの必要条件となる
引用元:稲盛和夫一日一言
例えば学生時代の受験、仕事のスキルアップなどを成功させるためには、狂う程の情熱、熱意が必要になりますよね。
「あの志望校に受かり、将来はなりたい職業に就くんだ」「将来、独立して自分のしたい仕事をするんだ」などの夢への情熱や熱意が限界を越える力になり、チャレンジする勇気を与えてくれるので、私は「目標や夢への思いの強さ」が情熱や熱意を燃やす燃料として必要だと思います。
また、新千円札に選ばれた北里柴三郎さんは「人に熱と誠があれば何事も達成する。世の中は決して行き詰まらぬ。もし行き詰まったとしたら、それは人に熱と誠がないからだ。」と熱意と誠意の重要性が分かる言葉を残しています。
その他の北里柴三郎さんの名言はこちらで解説を含め紹介しています↓
稲盛和夫の名言:真の「能力」は、平凡なことを継続する力
つまらないように見える仕事でも、粘り強く続けることができる。その「継続する力」こそが、仕事を成功に導き、人生を価値あるものにすることができる、真の「能力」なのです。
引用元:稲盛和夫「働き方」
私は継続する能力とは「後天的に身につけることが出来る才能」だと思いますので、私と一緒に継続する能力を身につけましょう^^
今現在、自分には継続する力がないと思う人はどんな些細なことでも良いので継続できるよう習慣にしてみてください。
きっと継続する才能が身につき、あなたの能力は上がりますよ!
平凡なことを完璧にやり続けることで胆力がつく
引用元:創価大学附属図書館
何をする場合でも上手くなり身につける為には、平凡な基礎の練習を続けることが必要です。
続けた結果、胆力(精神力であったり、ガッツなどですね)が身につき、平凡なことをやり続ける習慣が普段の物事に取り組む姿勢や態度に無意識に現れ、生活に活きると私は思います。
現在の能力で「出来る、出来ない」を判断すると何もやり遂げられない
現在の能力で、できる、できないを判断してしまっては、新しいことや困難なことはいつまでたってもやり遂げられません。
引用元:稲盛和夫オフィシャルサイト
現在の能力では出来ないこと、困難を新たに経験すると心が折れ、チャレンジすることが出来なくなりますよね。
私もそうです^^;
逆転の発想で、「新しいことや困難なことをやり遂げる為に今の自分の足りない能力は何か?」の答えを導き出せると新しい困難に出会うたびに、「自分の能力を上げることが出来る」とポジティブに捉えることがあなたの出来ることを増やす、きっかけになります。
稲盛和夫の名言:結論!「生き方」の重要なマインド
ここでは稲盛和夫さんの思考の根底にある「生き方」を学べる名言を紹介します。
「1日を真剣に生きた積み重ねが人生であり、生きる意味や生まれてきた理由は他者のために行動して、助ける心や魂を磨くこと」が稲盛和夫さんの思考の根底です。
名言としては当たり前でありふれた言葉かもしれませんが、しっかりと今この瞬間に意識して過ごせているでしょうか?
皆さんも私と一緒に考え、実行しましょう!
稲盛和夫の名言:人生とは「一日を真剣に生き、今現在の行いを積み重ねた結果」
一日一日をど真剣に生きる
引用元:稲盛和夫オフィシャルサイト
私が思うのは、毎日をど真剣に生きるためには普段から体調を整え、いつでも全力で生きられるようにすることが大切だと思います。
その為にはプライベートなことであっても、ど真剣に楽しむというマインドを持ち実行した結果が「何事にでも、ど真剣に生きる」という癖になり、それが仕事にも活きるのではないでしょうか。
稲盛和夫さんに直接お会いしたことはありませんが、きっと何に対しても「ど真剣に生きて楽しんだ」のではと思いました^^
もしも、仕事にど真剣になることが難しい場合はプライベートをど真剣に楽しみ、プライベートをど真剣に楽しむことが難しいのなら、まずはプライベートを充実させることから行動してみるのもアリだと思います。
人生とはその「今日一日」の積み重ね、「いま」の連続にほかなりません。
引用元:ノートルダム清心女子大学
私は、この名言を知ってから「日常の小さな積み重ねを意識して過ごす!」と心に決めました。
例えば、夜更かしをしない、休日でも早く起床し自分の時間を有効に使うことです。
結果このブログを執筆することができ、稲盛和夫さんの名言の思考を学ぶ機会を得ることが出来ました^^
生きる意味、理由とは「美しく崇高な心と魂へ高め、磨くこと」
私たち人間が生きている意味、人生の目的はどこにあるのでしょうか。もっとも根源的ともいえるその問いかけに、私はやはり真正面から、それは心を高めること、魂を磨くことにあると答えたいのです。
引用元:稲盛和夫『生き方』
私は、心や魂を磨くために、上司や部下、家族や友達などの周りの人たちに感謝の言葉を伝えていこうと決めました。
日頃の感謝の気持ちは思うだけではなく、言葉にして初めて伝わるのではないでしょうか。
みなさん、私が書いたこの記事を読んでくれてありがとうございます^^
読んで頂いた方の思考が良いものに変わり、運命を変えられるように記事を改善し今日よりも良い記事を執筆することを約束します。
『この世へ何をしにきたのか』と問われたら、私は迷いもてらいもなく、生まれたときより少しでもましな人間になる、すなわちわずかなりとも美しく崇高な魂をもって死んでいくためだと答えます。
引用元:稲盛和夫『生き方』
私には恵まれた経験があります。
以前仕事先が同じ先輩がいました。
今思えば、先輩は自分は体調が悪いのにいつも私や周りのことを気にかけてくれる人でしたね。
私はその先輩が大好きだったので常に背中を見て、立ち居振る舞い、言動、行動、思考を一番近くで学ばせて貰いました。
その経験があり、私も助けてもらった人へ恩を返し、自分もどんな時でも誰かを助けられる強く美しい崇高な魂を持ちたいと強く思います。
そのために出来ることは、いつでも多くの人を助けられるように自分自身の実力、心を高めて過ごすことが必要だということですね。
稲盛和夫の名言:感謝の心は幸福を呼び、素直な心は進歩を促す
感謝の心が幸福の呼び水なら、素直な心は進歩の親であるかもしれません。
引用元:稲盛和夫『生き方』
私も、過去に感謝する心、素直な心で行動が出来なくなったことがあります。
生活や仕事で忙しく、余裕がなくなり感謝の心を忘れ何事にもイライラし、アドバイスを受けても素直な心で取り組むことが出来ず、自分の人生に悲観している時期でした。
なぜ私は意識を改められたかというと、そんな自分が嫌いだったからです。
自分を好きになりたい、変わりたいと思った時に周りにいる人の優しさや思いやりに気づけたんですね。
自分を好きになりたいなら、まずは他者を好きになれるように良い点を探し、行いに感謝し、他者からのアドバイスを素直に聞き実行した結果、自分のことが好きになれました。
ただ、忙しかったり、自分に余裕がないと感謝の心、素直な心は意識できなくなるのでこの名言を知ってからは「今は感謝の心、素直な心が持てているか?」を考え過ごすように気をつけています。
稲盛和夫の名言:座右の銘にした「利他の心」は何故必要か?
世のため人のために尽くすことによって、自分の運命を変えていくことができます。自分だけよければいい、という利己の心を離れて、他人の幸せを願う利他の心になる。そうすれば自分の人生が豊かになり、幸運に恵まれる
引用元:稲盛和夫『成功の要諦』
自分のことより他者を優先して思いやれる人は良いのですが、なかなか難しいですよね。
自分に余裕がないと他者を思いやる余裕を持つことが難しくなります。
私が思うのは利他の心を持てない人はまず自分を思いやり、その気持ちを他者にも向けれるように日々生きることから始めるのもアリではないでしょうか^^
私は、これからの日本と日本人が生き方の根に据えるべき哲学をひと言でいうなら、「足るを知る」ということであろうと思います。また、その知足の心がもたらす、感謝と謙虚さをベースにした、他人を思いやる利他の行いであろうと思います。
引用元:稲盛和夫『生き方』
私も、ついつい自分中心に動いてしまう時がありますが、自分中心の人間を他者は助けたいとは思わないですよね。
そんな時にこの名言を思い出し「自分中心に動けているのは誰のおかげか?」を意識し、感謝と謙虚な気持ちを持つことが、心の余裕を生み出すのではないでしょうか。
思いやりや利他の心が忘れさられてしまえば、残るのはおのれの欲望だけです。そのような利己欲望を容認し、放任してきた結果が、昨今の世相に表れているのではないでしょうか。
引用元:稲盛和夫『生き方』
なぜ利他の心が忘れられつつあるのか?
理由の一つは生活が多様に、多忙になり、自分のことで精一杯な人が増えたのが原因ではないかと私は考えます。
利己的な欲求は誰にでもあると思いますが、利己的な欲望に逆らわない限り、集団、会社、社会は良くならないということですね。
稲盛和夫の名言:失敗とは「チャレンジすることを諦めた時」
世の中に失敗ということはない、チャレンジしているうちは失敗はない、諦めた時が失敗である。
引用元:雲雀丘学園中学校・高等学校
私の経験なのですが、試合などに負けた時は悔しいですし、負けたくは無いが得られることは勝った時よりも多いです。
また、「負ける=失敗」「勝つ=成功」と置き換えることが出来ますね。
勝敗よりも勝つことを諦めて心が折れ、チャレンジが出来なくなるのが問題だと思います。
試合、受験、転職などでも考え方は同じですね。
私は心の中で極端ですが「死ななければ、かすり傷」とチャレンジする時には思うようにしています^^;
稲盛和夫の名言:「素直で謙虚な姿勢」と「必死の努力」が解決への糸口に導く
どんなことがあっても成功を勝ち取るのだ、という切迫した気持ちを持ち合わせていると一加えて物事を素直に見られる謙虚な姿勢を忘れなければ一ふだんは見過ごしてしまうような、ごく小さな解決への糸口を見つけることにつながるものです。
それは私は「神のささやく啓示」と表現しています。あたかもそれが、必死の努力を重ねて苦しみもだえている人に神さえもが同情し、そんなに一所懸命やっているなら助けてあげたいと、答えを与えてくれるように感じるからです。ですから、私はよく「神が手を差し伸べたくなるぐらいまでがんばれ」と社員に檄を飛ばしたものです。
引用元:稲盛和夫『生き方』
私も問題が起きて自分自身に精一杯になっていた時ほど、解決の糸口を見つけることが難しかった経験があります。
冷静になり助けてくれた周りの存在に気づけると、解決の糸口を見つける確率が上がりました。
普段から周りへ感謝し、それに応えられるように必死の努力をすることが問題が起きた時に冷静に対処し、解決の糸口を見つける方法だと思います。
稲盛和夫の名言:物事を実行し、成就させる3つの考え方
「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ことが物事を成就させ、思いを現実に変えるのに必要なのです。
引用元:稲盛和夫オフィシャルサイト
私は石橋を叩いて砕いてしまうタイプ(結局、橋を渡れない^^;)で、楽観的に構想することが出来ないので最終的には実行するチャンスを逃がしています。
悲観的に計画をすると実行をしようと思った時に、悲観的な考えに思考が引きずられ実行に移すことが出来ないのが理由です。
この名言を知ってからは、物事を実行する時に「とにかくやってみてから考えよう」と楽観的になれるように努力しています。
稲盛和夫の名言:リーダーの謙虚な「行為、態度、姿勢」が集団に影響し成功へ導く
リーダーの行為、態度、姿勢は、それが善であれ悪であれ、本人一人にとどまらず、集団全体に野火のように拡散する。集団、それはリーダーを映す鏡なのである。
引用元:稲盛和夫一日一言
私の体験談ですが、リーダーの態度が高圧的で部下の小さなミスを怒鳴りつけたりしていると本人では無くてもあまりいい気持ちはしませんでした。
逆に小さなミスでもしっかりと思いやりを持ってフォローしてもらえると、私や周りはリーダーや集団のために何かしたい気持ちになり、チームワークを発揮出来たことがあります。
リーダーは、常に謙虚でなければならない。謙虚なリーダーだけが、協調性のある集団を築き、その集団を調和のとれた永続する成功に導くことができる。
引用元:稲盛和夫一日一言
私も経験がありますが、リーダーの謙虚な人柄に惹かれ、リーダーの役に立ちたい、いつも助けてもらっている恩返しがしたいと思い、仕事をしていた時は仕事のスキルだけではなく、物事に対する考え方などを学べました。
ただ、人柄が傲慢なリーダーの元で働いた時は、私の弱さもありますが自分のことで精一杯になってしまい周りを助ける余裕すらなくなったことがあります。
私はこの名言を知って「謙虚なリーダーになれるよう努力して、傲慢なリーダーの元でお世話になる場合は自分自身の謙虚さを見失わないように利他の心で努力すること」が大切だと思いました。
稲盛和夫の名言:熱意と情熱の強さが高い集中力を生み、成否を分ける
集中力とは、思いの力の強さ、深さ、大きさから生み出されてくるものです。事をなすには、まずかくあれと思うことがその起点となるといいました。その思いをどれだけ強く抱き、長く持続して、実現のために真剣に取り組めるか。それがすべての成否を分けるのです。
引用元:稲盛和夫『生き方』
以前に私も真面目に仕事をしようと思い、仕事に集中をしようとしても思うように集中することが出来なかった経験があります。
サボりたい訳でも、嫌々している訳でもなく気持ちは真面目に一生懸命に仕事をしようと努力はしているのですが、集中力が続かなかったんですね。
その時はなぜか分からなかったのですが、この稲盛和夫さんの名言を知り、ハッとしたことを覚えています。
ある時に偶然か必然なのか以前に集中力が続かなかった仕事をする機会がありました。
以前の時とは違い集中力が続く、充実した仕事が出来る時間を過ごせました。
なぜなら、情熱と熱意を他者が楽を出来るように利他の心でフォローすることに集中出来たのが理由です。
つまり、集中力を自分のために使うか?、他者のために使うか?その違いで集中力は大きく変わるということ。
まとめ
稲盛和夫さんの名言はいかがでしたでしょうか?
私が紹介した名言全体を通して大切だと思うのは他者への思いやりを持つという考え方だと思いましたね。
利他の心で考え、生きて人生に活かす。
これこそが稲盛和夫さんが伝えたかったことではないでしょうか。
つまり、利他の心という「考え方」がその人自身を成長させることに繋がり、それを感じた他者が良い「考え方」に刺激を受け、無意識に恩を返し、その人もまた別の他者を利他の心で思いやるようになるということです。
私が稲盛和夫さんの名言を学び感じたのは、どんなに良い名言もポジティブなマインドが無いと素直に自分に刷り込むことが出来ないということ。
なのでこの記事を読んで頂けた方もポジティブなマインドで実践されることをオススメします^^
それでは、次の名言でまたお会いしましょう!