北里柴三郎の名言の意味解説!【物事の達成には熱と誠と基礎が必要】
2024年7月から新紙幣、千円札になる北里柴三郎さんの名言を紹介!
座右の銘は「終始一貫」で、まさに座右の銘の通り、基礎の重要性などを終始一貫伝えています。
偉業の成し遂げ方や、学力とは?
学生や社会人の方にも必要な思考です^^
以下は記事の構成になります。
このエリアでは、私の意見や体験談を元に名言に秘められた思考の理解を助けます。
皆さんの思考が変わり、やがて運命が変わる手助けが出来たら嬉しいです^^
それでは紹介していきますね!
北里柴三郎の名言:人に熱と誠があれば何事も達成する
人に熱と誠があれば何事も達成する。世の中は決して行き詰まらぬ。もし行き詰まったとしたら、それは人に熱と誠がないからだ。
引用元:熱をもて。誠をもて。 – テルモ
物事を達成出来ても、達成出来たと思う基準は人それぞれです。
大切なのは達成が出来た「理由、過程、再現性」にあります。
また、達成したら次の達成目標を決めておかないと進歩は止まることが多い。
熱と誠、熱意と誠意、情熱と誠実さなどとも言い換えられますが、達成したい事はすぐに実現不可能なことが多いので、熱意や誠意が継続的に突き詰めるためには必要。
また、形だけを真似して達成出来た気になってしまうのも近年の問題ではないかと私は考えます。
その理由の1つは、snsやネットの普及により、知識や物事を知っているだけになっていて、あたかも自分がその知識や物事に精通している気になってしまいやすいからです。
お手軽に情報を手に入れられて良い時代にはなりましたが、より経験を積んだ人との差が開きます。
なぜなら、経験には自主的な行動力が必要になるからです。
自主的な行動があるからこそ、そこに熱意や誠意が生まれ、物事を達成していくと私は思います。
仕事や人生の結果を良いものにする方程式を提唱したのは、稲盛和夫さんで「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」と仰っています。
この稲盛和夫さんの名言は、考え方が一番大事でそこに熱意や能力が掛け算されるので人生や仕事が上手くいくということです。
北里柴三郎さんの「人に熱と誠があれば何事も達成する」という考え方、思考そのものが、熱意や能力を上げると私は思います。
その他の稲盛和夫さんの名言はこちらで解説しています↓
北里柴三郎の名言:基礎とは生涯を通じての勉強
基礎とは生涯を通じての勉強。
特に今の時代って便利でスマホなどで調べればすぐに情報が出てきますよね。
ただ、「情報を知っている事」と「実際に経験として知り、活かせる事」は違います。
社会人の場合は経験も一つの基礎なので積むことが必要ですが、何も考えずに長くやれば良いという訳ではないことも難しいことです。
では経験以外に何が必要でしょうか?
答えはやはり、思考にあります。
「この会社に数年在籍さえしておけばキャリアになる」という思考と「在籍は短くとも全部を吸収しようと自分から動こうとする」思考で経験を積んだ場合の結果は想像出来ますよね?
つまり、経験を積むことも大切ですが、大前提で「どのような思考を持って挑むか?」で同じ年数、経験を積んでも差が大きく開くということです。
この「基礎とは生涯を通じての勉強」という名言を体現しているのは、大谷翔平さんだと私は思います。
「努力はやればやるだけ、洗練されていく」と大谷翔平さんは仰っています。
努力で日々活躍されている大谷翔平さんの名言はこちらからご覧頂けます↓
北里柴三郎の名言:いくら志だけがあっても、学力を伴わない者が世間で信用されることはありません
いくら志だけがあっても、学力を伴わない者が世間で信用されることはありません。
ただ、志が不必要かと言われればもちろん違います。
学力がある上での、志が必要です。
志がない学力は、自身のモチベーションをいつか下げることになります。
「何のために今まで勉強をしてきたのか?」「何のために仕事をしているのか?」「何のためにこの会社に入ったのか?」などの悩みや不安にいずれ気づくことになる。
また、志は学力のように数字など目に見えるものではないので「常に自分の志を自分自身で確認すること」が必要だと私は思います。
当たり前のこと(志など)でも常に意識し生活することが大切でピンチの時ほど役に立つんですよね^^
まあ、ピンチの時ほど疎かにもなるんですが・・・^^;
つまり、私が述べたいことは普段から「志したことを意識して過ごすとあなたを救ってくれる」ということです。
北里柴三郎の名言:学力とは、幼少の時からつづけた勉強がもとになる
学力とは、幼少の時からつづけた勉強がもとになる
私は幼少期から自分の意志で勉強をしていない場合の問題点を伝えます。
確かに幼少期から続けた勉強は、学力になると思いますがスランプに陥りやすいです。
スランプに陥りやすい理由は、2つあります。
1つ目は幼少期から無意識に続けた勉強なので、改善やスランプを打開する時に方法が分からなくなること。
2つ目は嫌々していたり、強制されて勉強をしていると、自分の意思で続けて勉強をしていないので勉強することが嫌いになりやすいこと。
また、勉強は学校や社会では点数や合否、出世などが決まる要素の一つです。
私は、もっとフランクに趣味のように勉強出来る視点や物事があるといいと思います。
結局は勉強を継続して学力を高めることは生きている間行わなければいけませんが、仕事や学業などで勉強することは当たり前ですよね?
だって将来に影響が出ますから^^;
ですが、プライベートや趣味のことで理解を深める勉強を継続することは「仕事や学業の勉強」と比べると蔑ろにされますよね?
プライベートのことを楽しんで勉強することが、将来のあなたの生活の充実度を変えます。
仕事や学業の時だけ切り替えて勉強することも当たり前と言われれば当たり前なのですが、神経を擦り切らせる原因ではないでしょうか?
勉強をして学力をつけ、良い仕事に就くことも大事ですが、本当のゴールは「あなたの生活の充実」のはずです。
もちろん、良い仕事に就かなければ生活の質は下がります。
ですが、趣味やプライベートで楽しんで勉強することがあるでしょうか?
また、仕事や学業のことで精一杯になり、プライベートの充実させることが難しい方もいるのではないでしょうか?
そんな時にあなた自身を救うのは、プライベートを充実させるために勉強を継続して楽しみながら行い、得たのが楽力(生活を楽しむ力)です。
つまり、学力と楽力の両立こそがあなたの生活の充実度を上げる方法だと私は思います^^
北里柴三郎の名言:偉業を成そうと思うなら、その基礎をしっかり固めなさい
偉業を成そうと思うなら、その基礎をしっかり固めなさい。
基礎は一度固めればある程度は維持出来ますが、全く基礎をしなくなると崩れます。
理由はスランプなどに陥る原因は、基礎が無意識レベルになっているので原因が把握できないことです。
また、偉業を達成しようと焦れば焦るほど、基礎が疎かになるので足元をすくわれます。
では、どう対策すればいいか?
もちろん、「偉業を達成しようという時でも基礎を疎かにしない」ということです。
オススメは、月並みですが基礎を習慣にして毎回行っているかチェックすることが簡単ですが効果的ですね^^
北里柴三郎の名言:医者の使命は病気を予防することにあり
医者の使命は病気を予防することにあり
ただ、完全にお医者さんに任せっきりになると病気の予防は難しいことと同じでなにも病気に限った話ではありません。
例えば、問題が起きた時は対処が必要ですが、やはり問題が起きる前に予防することが最も大切です。
もちろん、予想外の問題も発生しますが、予想できる範囲でも問題を予防していると対策する視点を予想外の問題にだけ、向けやすいですよね?
私の考え方のベースは問題が起きる前に自らが予防することが大切だと思います。
人に任せっきりは良くないですし、結局は自分の問題は自分自身が行動を起こし解決しなければいけないので、出来るだけ早いうちに問題を自らが予防出来る力をつけておくべきだと思いますね^^
まとめ
北里柴三郎さんの名言はいかがでしたでしょうか?
名言だけを聞くと非常にシンプルな考え方ですが、深く考えた時にその重要性に気がつくのではないかと思います。
私が個人的に印象に残ったのは名言は「基礎とは生涯を通しての勉強」「人に熱と誠があれば何事も達成する。世の中は決して行き詰まらぬ。もし行き詰まったとしたら、それは人に熱と誠がないからだ。」ですね^^
基礎って一般的なイメージでは、一度身につけるとなぜか?一生涯衰えることなく備わり続けるものだと思っていますよね?
また、行き詰まる原因を世の中や会社などの環境のせいにしてしまうこともよくある事だと思います。
しかし、北里柴三郎さんは人に熱と誠が無いのが行き詰まる理由だと伝える。
私はここに、北里柴三郎さんの「熱意と誠意」を感じたような気がしました^^
では、また次の名言でお会いしましょう!